初心者からのオンライン講師講座1．ウェビナーとは？活用法や注意点

初心者から始めるオンライン講師講座、第一回目は「ウェビナー」について解説していきます。
このシリーズは、講師バンクをお読みの方や講師を現在されている方がオンライン講師として活躍する方法や
意識しておくとよい点などを解説していきます。
今回はまだまだ知らない方も多いキーワード「ウェビナー」について解説していきます。

オンライン講師になるために知っておきたいウェビナーとは

ウェビナーとは、「ウェブ」と「セミナー」を合わせた造語です。
オンライン上で開催されるセミナーを指します。
オンライン講師をされる場合、1対多数のウェビナーか、
1対1で行うオンライン個別レッスン、または個別鑑定に分類できます。
ウェビナーは動画や音声を配信しながら、
テキスト、または会話方式のチャットを通じて双方向にやりとりをしていきます。
録画ではなく、オンタイム、オンラインで行うので質疑応答や参加者の生の反応が見られるのも
このウェビナーの良い点です。

発表会、展示会、交流会などのオンラインイベントや
企業・団体と求人者のマッチング
また研修や教育ツールとしても2019年から導入が加速されています。
ウェビナーの利便性としては
「特別な機械などがなくともネット環境とスマホかパソコン、タブレットがあれば開催できる点」
「対面せず、移動距離や居住地域に捉われない点」
「オンライン上で資料などを共有しやすい点」
「会場費がかからない点」
など利便性も多いのがウェビナーの特徴です。

ウェビナーの７つのメリット

ウェビナー（ウェブ上のセミナー）をスタートするメリットや利点を紹介していきます。
少なくみても７つ以上の利点があります。

• コンテンツを気軽に時間をかけずに作ることができる
• 複数のコンテンツと連動させることが容易
• 地域を問わず全世界へ向けて配信できる
• 自分のスキルやサービスの発信の場をすぐに作れる
• 講師と出演者のコラボがしやすい
• 知名度がなくとも企画力で勝負ができる
• トライ＆エラーを繰り返してノウハウを蓄積しやすい

まずは時間をかけずにすぐにスタートすることができます。
どんなセミナーにしたいのか、内容さえまとまっていれば開催までの準備期間が短縮できます。
次にSNSやサイトなどそのほかのコンテンツと合わせて連動させやすいです。
また地域を問わないので全世界をマーケットとして開催できます。
スキルやサービスを広く知ってもらう場にもなり、
遠方の方とのコラボもオンライン上なのでしやすかったりします。
最初は満足いく出来ではないかもしれませんが、
一般的な講演会だと
「会場費」「宣伝費」「移動費」「当日の資料（紙ベース）」などが必要になりますが
ウェビナーの場合はほとんどがかからないので何度も挑戦できたり
自分のスケジュールの中で管理しやすいです。

リアルセミナーとウェビナーの違い

ウェビナーは主催する側だけではなく、参加者が参加しやすいという
参加の敷居を低くする効果もあります。
オンライン上なので「視覚」と「聴覚」のみのやり取りとなりますが、
距離や時間などで参加したくてもできなかったユーザーが参加しやすくなるのがウェビナーです。

ウェビナーを開催するときの大切なポイント

〇ポイント１
ウェビナーは進行が大切。参加者が今何をやっているのか理解しやすい構成を意識する
ウェビナーは対面するものではないので、参加者に
今説明や紹介、解説している内容がわかるようにオンライン資料を準備しておくとよいです。
またメモの時間や質疑応答、レスポンスを返してもらうようにすることも円滑に進める上で重要な要素です。

〇ポイント２
ウェビナーは足し算と掛け算で進化させやすい
ウェビナーを何度か開催していくと、
普段の自分の畑の外にいる方とコラボをすることで参加者の満足がグッと高まることがあります。
リピーターを増やすためにも飽きさせないエンターテイメント性を意識することが大切です。
また異業種の方とのコラボウェビナーによって
普段自分の近くや顧客にいなかったような層に向けて講演することも可能になります。